ROCKAHOLIC NEWS

ロカホリ渋谷全バーテンダーが2022年2月のオススメ楽曲を紹介!最新曲を中心に各バーテンダーが2曲ずつセレクト!

2022.02.08

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バーテンダー全員が新作を中心に今月のオススメ楽曲を2曲セレクト!
ロカホリバーテンダーならではのレビューをぜひご覧いただきたい。

同企画は毎月更新予定となっているので、今後のセレクトもお楽しみに!


ROCKAHOLIC-Shibuya-2021年2月レビュー

■統括店長TATSUYA
MUSE「Won't Stand Down」(最新)
【待ちわびた4年ぶりの新曲】
早く新曲が聴きたくて、24時のプレミア公開の際も画面にへばりつくほど楽しみにしていた楽曲。
雰囲気はMUSE。ただ音は全然今までのMUSEではない。ミキシングをDan Lancaster(BMTH etc.)が手掛けたからだろう。最近のポストハードコアテイストが強い。UKロックが苦手なリスナーも聴いてみると良いと思う。MUSEのセンスの良さに気付くはず。

PassCode「FLAVOR OF BLUE」(最新)
【有馬えみりヤバ過ぎ。なにこのハイクオリティ。】
毎度楽曲、パフォーマンスのクオリティにびっくりさせられるPassCodeだが、特にこの新曲は曲頭の有馬えみりのデスボイスで一気に心掴まれた。個人的に女性が発するデスボは音抜けが良くて好きなのだが、同楽曲の疾走感とそれが相まって、ビタッとはまっていて気持ち良い。そして曲の展開で格好良さと女性らしい可愛さも見せてくれる。贅沢すぎる。

■リョウタ
MUSE「Won't Stand Down」(最新)
【一歩も引かない強固なサウンド】
イギリス出身の史上最強3ピースバンドMUSEの4年ぶりの新曲。独特のダークな世界観を表現するディストーションサウンドは健在。今回はやや全体的にヘヴィーで、新しい側面とまだまだ若手に王座を譲る気のないMatthewの気合いも見て取れる。インダストリアルやBMTHが好きな人は是非チェック!

Alphoenix「Return of the Savior」(最新)
【これが至高の国産メロデス!】
ヘヴィーメタルレーベルSpiritual Beastと契約し2ndアルバムに先駆けリリースされた新曲。
リズム隊の固く鋭いサウンドにはメタル好きにはヘドバン不可避しかない!
後半のいい意味で泣きすぎのギターメロディーには、拳を天につきあげるしかなく、ラ○ウになるしかない。
メタル好きは必聴!

■マサト
CVLTE「hedonist.」(最新)
【唯一無二の音楽】
ドラムにHALを加えたニュー・アルバムから一曲。メロウに洗練されたポップナンバーの「hedonist.」。
サウンド、リリック両面で表現の幅を一気に広げ日本だけでなく海外への挑戦も感じる。そしてTHE 1975の「Girls」にもどこか似ている。CVLTEはこのまま進化を続けてこのシーンをぶっ壊してほしい。

DEXCORE「DON'T BE AFRAID」(鉄板)
【デクスサウンドをご堪能あれ!】
ブレイクダウンを多用したメタルコアサウンドの楽曲と、そのサウンドとは対称的なPOPなアプローチとメロディを昇華した"デクスサウンド" が魅力。
なんといってもシャウトの低音域とクリーンボイスの高音域のギャップがカッコ良すぎる。
ヴィジュアルと合わせて"デクスサウンド"をお楽しみ頂きたい。

■ナツ
SHANK「Steady」(最新)
【疾走感が気持ちいい!】
SHANKが1/26に発売したニュー・アルバム『STEADY』の表題曲。
飾らずにシンプルな本楽曲はスッと気持ちよく耳に入ってくる。
メロコアらしい疾走感がテンションを上げてくれ、サビの高音がまた最高にかっこいい。
YouTubeでMVも公開されているので要チェック!

Track's「Daydream」(鉄板)
【メロディアスな一曲】
Track'sが2018年にリリースした1stミニ・アルバム『On my way home』に収録された楽曲。本バンドはSHANKの影響を思わせる静岡発のバンド。「Set the fire」を彷彿とさせる本楽曲とMVからは、SHANKへのリスペクトが感じられる。ぜひMVにも注目してほしい。

■リン
Lym「終電に揺られて」(最新)
【新生エモバンド。流行るのも時間の問題】
"あなたの不安や不幸に寄り添える音楽を"
をコンセプトに活動しているバンド。
身近な物や出来事から滲み出る生々しい歌が、じんわりと刺さる。
もどかしくなる詩と爽快なメロディの気持ち良さを
肌に感じて聴いてほしい。

キタニタツヤ「化け猫」(最新)
【キタニらしさ全開な短編小説集の一作。】
ヨルシカ、Adoの楽曲にBassでプレイするなど多方面での活動を行うキタニタツヤ。
直近では"Leaks From His Laptop"という、PCの中のデモ音源の一部をリークしていく企画も行っている。今回はこの曲をレコメンド。ひとつひとつが1分もない短いデモ音源だけに、多種多様な世界観が垣間見られる。他の楽曲も聴いて是非キタニワールドの深みにはまってほしい。

■フウキ
MEMPHIS MAY FIRE「The American Dream」(最新)
【SF映画のバトルシーン】
1/14に新曲「The American Dream」を公開!イントロからドラマチックな電子音と重厚なバンドサウンドが展開。聴きごたえMaxのブレイクダウンや安定感抜群のMattyのボーカルはポストハードコアにおける新たな回答だ。また一気に広がりを見せるサビの構成はSF映画のワンシーンさながらの迫力。YouTubeで公開されている近未来感のあるビジュアライザーも必見!

LORNA SHORE「To The Hellfire」(最新)
【美と醜の融合】
Will Ramos(Vo)を迎え新たに公開したEP『...And I Return To Nothingness』より「To The Hellfire」を紹介。陰鬱で美しいイントロ,そしてそれをいい意味で裏切る疾走感抜群のブラストビートと,幾度となく繰り返される重厚ブレイクダウン。特に後半の美しいギターソロとそれを打ち砕く排水溝のようなスクリームは,一度聴いたら忘れられなくなるだろう。地獄の業火のようなPVも要注目。