2023.07.22
こんにちは。
7月から入店しましたサユミです。
初ブログは私の大好きなバンドの1つSLIPKNOTの1枚目のアルバムについて書きたいと思います。
DualityやBefore I forget (3枚目)、Psychosocial(4枚目)でSlipknotを好きになった人、すでに大御所になっていた5枚目以降(2014年のKnot Festの時期)から好きになった人などに是非オススメしたい内容です!
◆衝撃のデビュー作「Slipknot」1999年リリース
2000年を目前に世界がガヤガヤしていた1999年。当時のロックシーンのハードな界隈ではRAGE AGAINST THE MACHINE やKORN、MARIKYN MANSONなどを筆頭としたロックやヒップホップ、デジタルミュージックを混ぜ合わせた今でいう『ニューメタル』と呼ばれるシーンが急拡大していました。
そんな中、当時売れっ子プロデューサーだったロス・ロビンソン氏(KORNやLIMP BIZKIT のデビューも監修)のレーベルからリリースされたデビュー作がSLIPKNOTの一作目「Slipknot」です。
未だにライブでも会場を興奮の渦に巻き込む742617000027→(sic)の流れは四半世紀前に既に出来上がっていたのです・・・
当時の私の年齢は、、、、店頭で聞かれたらお答えします。
◆当時のラウドシーンに風穴を開けた
私も90年代のシーンにはそこまで詳しくないのですが、当時は『とりあえずバンドサウンドにラップ乗せたらいけんだろ!』というKornのフォロワーバンドが大量にいたらしく、シーンは飽き飽きしていたようです。
そのシーンの呼び名も「ミクスチャー」「ヘヴィロック」「ラウドロック」(今でいうラウドロックとは違う意味合い)など多々あり、今ほど明確に『ニューメタル』とか『オルタナティブメタル』の様にわかりやすくは分けられていませんでした。
「Slipknot」はそんなフワフワしたシーンにちゃぶ台返しを食らわせた作品といってもいいんじゃないかと個人的には思っています。
多分(sic)はSLIPKNOT好きな皆さんなら聴いたことがあると思いますがよく考えてください。
<この曲、サビが無いんですよ>
私もはじめて聴いた時は怒涛の展開に驚いているうちに一曲終わってしまいました。
イントロ、メロ、サビみたいな構成を想定していた人はみんなこの曲に衝撃を受けたんじゃないかと思います。
◆是非アルバムから聴いたことない曲をピックアップしてみてください!
有名で聴きやすいEyeless、Wait and Bleed、Spit it Outなどを除くと今聴いても新しいというか実験的な曲が数多く隠れています。
私自身はバンド経験や楽器経験はないので演奏技術的な細かい部分はわからないんですが、とにかく9人のメンバーが全集中で作り出す世界観は聴けば聴くほど新しい発見があって、これをライブで生演奏で再現するってすごいなぁと思います。カオスです。
サブスクで一曲ずつ聴けるのも現代の良さですが、ちょっとアルバムのページに行ってみて見たことのない曲名をタップしてみてください。きっと『え、何これ?』っていう驚きが沢山つまっていると思います。
トラックリスト
"742617000027"
"(sic)"
"Eyeless"
"Wait and Bleed"
"Surfacing"
"Spit It Out"
"Tattered & Torn"
"Me Inside"
"Liberate"
"Prosthetics"
"No Life"
"Diluted"
"Only One"
"Scissors"
"Eeyore"
本当は初めてのブログ誰について書こうかなーと考えてDIR EN GREY をテーマにしようと思っていたんですが、愛が強すぎて思考が迷子になってしまったのでまた今度書けたらと思います。
ではまた!
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