バーテンダー全員が新作を中心に今月のオススメ楽曲をセレクト！
ロカホリバーテンダーならではのレビューをぜひご覧いただきたい。

同企画は毎月更新予定となっているので、今後のセレクトもお楽しみに！

ROCKAHOLIC-Shinjuku-2023年4月レビュー

■統括店長TATSUYA

LOVEBITES「Stand And Deliver (Shoot 'em Down)」（最新）
【非の打ちどころの無い美強メタル】
激ロックマガジン2月号の表紙を飾ったことをきっかに本格的に聴き始めたLOVEBITES。
今完全に心を奪われている。メタルはテクニカルな性質上、身体の大きい男性のほうが有利だと思っていた。そんな常識を覆すテクニックと男性にはない美しさやかわいさを兼ね備えており、感情が迷子。これは恋なのか？ 上手すぎる！ 美しすぎる！ この気持ち共感してくれる人いますか？


DEAD BY APRIL「Losing You」（鉄板）
【ゴシック×メタルコアの傑作】
MOTIONLESS IN WHITE 、CROWN THE EMPIREといったシャウト＋美メロ＋ゴシックな雰囲気が好きな人は必聴。
スウェーデン出身らしく、北欧メタルのクラシカルな雰囲気とメタルコアが見事に融合した傑作。
なによりヴォーカルの美メロやドラマチックな展開はひとつの切ない映画を観終わったような喪失感にも似た感情を抱く。
AMARANTHEといいスウェーデンのバンドの壮大さはぜひみんなにも感じていただきたい。


■BUNTA

DEVILOOF「Damn」(最新)
【これぞキラーチューン】
待望の徳間ジャパンからのメジャーデビュー1発目のミニ・アルバム収録曲。
DEVILOOFの楽曲の中でも最高クラスの爆発力と重さが炸裂しアドレナリンが無限に噴き出す！
桂佑(Vo)の残忍なヴォーカルはさらに凶悪さを増している点にも注目して欲しい！
映画"メメント"からインスピレーションを受けて製作されたMVも併せてチェック必須！



DIR EN GREY「予感」 (鉄板)
【"十八人目の君"の表すものとは？】
ギターのアルペジオが非常に爽やかで歌メロも終始キャッチーな、DIR EN GREYの曲の中でもポップさにおいて上位にくる楽曲。ラスサビの転調したメロディにはいつ聴いても脳が痺れる！
その反面歌詞はなかなか陰惨な別れの曲になっている。真相は謎だが果たして本当は何との別れの曲なのだろうか！？


■ソウタ

ハンブレッダーズ「またね」(最新)
【イントロから感じることができる疾走感！！】
TVアニメ"BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS"のエンディング・テーマとしてハンブレッダーズが書き下ろした新曲！！
個人的にハンブレッダーズらしいギター・ロックとサビへの入り方がお気に入りです！
"BORUTO"のエンディングに相応しい疾走感のあるイントロも必聴！！


■ボア

ピノキオピー「匿名M (feat. 初音ミク & ARuFa)」（最新）
【斬新すぎる会話型の曲】
常にボカロ界隈の最先端を生み出してくれるピノキオピーの新曲「匿名M (feat. 初音ミク & ARuFa)」は、新たな概念を生み出してくれました！
ARuFaさんとミクちゃんのインタビュー形式の歌の聴き心地が滅茶苦茶いい......。
ARuFaさんの無機質な声も癖になるし、Aメロの歌詞の脚韻がさらに心地よくしてくれているのです。
これ、音楽的になんていうジャンルなのでしょうか......？
そんなことを考えさせられる変わった1曲！


■カホ

葉月「睡蓮」(最新)
【留まることを知らない、世界観の広がり】
マキシ・シングル『蓮華鏡』からの1曲。
収録されている3曲中この曲以外はlynch.のセルフ・カバーで、「睡蓮」は葉月さんのソロとしては今作唯一のオリジナルである。
lynch.の激しい雰囲気とは打って変わり、ストリングスの音色から感じられるクラシカルな雰囲気があり、さらには和楽器によってその世界観をより広げている。
そしてなんと言っても葉月さんの歌声の豊かな表現力にはただただ感服だ。
この曲を聴けば、葉月さんの魅力の虜囚になること間違いなし。自信を持っておすすめしたい1曲だ。


■ハルナ

Kim Dracula & Jonathan Davis「Seventy Thorns」 (最新)
【恐怖という名の至高】
気味が悪く狂気じみた唯一無二の楽曲のセンス。
Kim Draculaにしか紡げないこの曲は聴けば心を奪われるでしょう！
サビでは聴き覚えのある声――なんとKORNのJonathan Davis（Vo）を迎えています！
恐怖と不安を煽るようなMVには魑魅魍魎という言葉がピッタリ。
物語に出てくるヴィランのような彼の今後の活躍にも大期待！
今のうちに聴き込んで、 彼の創るダークな世界観を堪能しましょう！！


■アイリ

Lenny code fiction「SEIEN」(最新)
【思わず叫びたくなるライヴ・チューン】
アニメ"魔王学院の不適合者 Ⅱ ～史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う～"のオープニング・テーマであるこの楽曲。
Lenny code fictionらしい爽快且つ厳ついサウンドになっていて、自信をなくしたときに"ありのままがいい ありのままでいい"という歌詞から元気を貰える1曲です。
思わずライヴで一緒に歌いたくなるようなロックに仕上がってます！
声出し解禁されたので早くライヴで叫びたいですね！